役に立たない美しいもの


 



人間の先祖は同じく人で、たくさん種類がいたのだけど  (ネアンデルタール人、パラントロプス 、エルゴス 、アウストラロピテクス など)

他の種族はみんな滅んでいったのに、なぜ我々ホモ・サピエンスだけが生き残ることができたのだろうか?それは、「美の認識」という武器を使うことができたからではないか、という説が濃厚とされている。


根本的に考えていきたい

まず生き残り戦略では、裏切り or 協調がある。

短期的な目線で言うならば裏切りが効果的だが、長期的な関係なら協調が望ましい。

裏切れば自分は得をするけれど、仲間に対してそんなことはしたくないと思わせるのは、倫理の力であり、こっちを選び取れるやつが生き残ってきたと思うと少しだけ人間に光が差す気がする。




※倫理は、脳の中で、美を感じる部分と同じであることがわかっている。




返報性の法則のように、誰かになにかをやってもらったら

“お返し”をしなければ、という気持ちが働くように、人間には、仲間を作るためのブースト機能がちゃんと備わっているけれど

こういうのは悪用もされやすい。ビジネスでも当然のように使われているもので、要は

どんな力も、使い方次第だと思うのだけど


美というのは、基本的にやくには立たない。

ただ、美しい。それだけで人の心を癒し、ただ美しいと感じただけで、倫理的な行動に促される。


私の、敬愛するオスカーワイルドは、ユリの花を「なんの役にもたたない、美しい花」

として側に置いていた。


ただ、美しい、それだけである、というものに、あなたは価値を置けるだろうか?

私は最後に信用できるのは、これができる人ではないかと想っている。

私もそうでありたいのだ。





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